月刊里山酪農通信

丹波里山酪農通信9月号

丹波では赤とんぼが飛び始め、雨の合間を縫って、一斉に稲刈りが始まりました。

婦木農場でも、収穫するコンバインや、お米の乾燥機が連日働いて新米を作ってくれています。


酪農部門では、稲刈り後の「稲藁」を集めて、牛舎の牛の寝床に敷料として利用します。

田んぼの中でもう数日乾燥させる必要があるので、「あんまり雨降らないでくれ~」と祈っています。


稲刈り前には田んぼの畔草をたくさん刈ることになります。


今回の写真はその刈ってきた青草を食べている様子を撮ってみました。

夏バテしがちな時期ですが、我が家の牛たちは、みずみずしい青草を食べて、何とか暑さをしのいでいます。


春から種付けがうまくいかなかった育成牛2頭も、何とか種がついてくれたようで、来年の 4 月ごろにはお母さんとなって、お乳も搾れるようになります。

出産までの約 2 年は餌をやるだけでずっとタダ働きのような状態になるので、これが酪農
産業の難しいところです。頑張ります!


8 月は私にとって試練の月になりました。

連日の暑さはもちろんですが、子供たちが保育園からもらってきた風邪に家族でかかってしまいました。

子供たちは 2 日ほどで復活するものの、夫婦でお盆時期から 1 週間ほど熱が下がらず、まともに仕事もできませんでした。


夏の疲れが出やすいこの時期、皆さんも体調は崩されませんよう、くれぐれもお気をつけくださいませ。