月刊里山酪農通信

丹波里山酪農通信2月号

寒くなってきましたが、お元気でお過ごしでしょうか?


丹波には雪が 20 センチほど積もりました(下写真)牛舎の外にいる仔牛たちは少し寒そうでしたが、しっかり草も食べて、たくましく過ごしています。


先日仔牛に鼻環(はなかん)をつけました。

これで、牛が捕まえやすくなったり、引っ張って移動したりしやすくなります。

牛の「鼻ピアス」みたいなものなのですが、これをつかむと牛が痛くて嫌がるので、人間 1 人でも牛の移動ができるようになります。

ちょっとかわいそうではあるのですが、牛を飼うには必要な道具です。

ついでにもう1つ、耳ピアスもご紹介します。

こちらは生まれてすぐつけるよう義務付けがある 10 桁の耳標で、
「牛個体識別番号」といいます。

ネットで検索していただくと、牛の番号から、

この牛の母牛の番号や生まれた日、都道府県、移動した経歴など、誰でも調べら
れるようになっています。


ご興味のある方はこの仔牛番号を検索してみてください!

「1664708967」

https://www.id.nlbc.go.jp/top.html?pc ←こちらが牛個体識別番号検索サイト


これから牧場で牛を見るときには、牛の耳や鼻についているものにも注目してみてはいかがでしょうか。