月刊里山酪農通信

丹波里山酪農通信10月号

稲刈りもひと段落し、秋の味覚「丹波栗」や「黒豆の枝豆」で一年で一番丹波がにぎわう季節になりました。

我が家のチーズも販売している道の駅おばあちゃんの里には、連日たくさんのお客様がいらっしゃるので、土日はインターチェンジが渋滞するほどです。平日を狙ってください(笑)


9 月の丹波は例年になく晴れが続き、稲刈りが順調に進みました。

雨が少ない分、秋冬野菜の種まきや植え付けの水やりや管理に忙しくしています。


牛用の稲わら集めも作業がはかどりましたが、まさかの機械の故障で、思うようにいかなかったこともありました。

秋播きの牧草の種まきは、雨の降るタイミングを合わせて作業できました。

すでに芽が出ており、毎冬足りなくなる青草が確保できそうなのでホッとしています。

牛たちは涼しくなって過ごしやすそうです。

特に放牧地の仔牛は、以前より草をたくさん食べているようで、おなかもふっくら見えるようになりました。

やはり本州の夏の暑さは牛たちには過酷なようなので、来年の夏をどう乗り越えるのか、考えていきたいです。


子供たちも日に日に成長が見え、最近娘は夜寝る前に「お父ちゃんと散歩に行く!」といいます。

お月さんやお星さんを見上げて、虫の音を聞いて、涼しい秋風を感じながら、娘と手
をつないでの散歩はとってもとっても楽しいひと時です。